腰を痛めた話をつらつら書いてみるテスト


相変わらず更新しないブログですが、時間が空いたので試しに記事を書く。

※2017年3月27日に見出し等を入れて見やすく更新

■子どもを抱っこしたら、腰を痛める。

茶の間ですやすや寝ている子供(20㎏)を寝室に連れていこうと抱え上げたら、腰に神経を刺すようなとげとげしい痛みが発生した。腰椎と腰椎の継ぎ目がゴリっと動くような嫌な感覚がして、その場で一瞬うずくまってしまう。腰椎の内部で3カ所くらい、同時にゴリ感があったかもしれない。

「これはヤバいかな?」と思いつつ、腰を手で押さえる。けれども、そこまで痛みが長続きしなかったこともあり、ホッとして子どもを抱えて部屋まで移動。布団に寝かしつけて、そのまま仕事を開始した(WBC見ながら)。

8日は中国戦だったか。腰を痛めてから1時間半後、筒香すげぇなぁ、松井っぽい強打者になったなぁ、と感慨深い思いに包まれながら仕事場の椅子から立ち上がる。で、風呂に入るべく着替えを取りに寝室のタンスに向かう。

ウチの衣類タンスは3段重ねの高さ90㎝ほどのもので、俺の着替えは一番下に入っている。衣類を取り出すには当然、しゃがむ必要があるが、何の気なしに腰をかがめると、ズキンとした鮮烈な痛みが雷のように襲い掛かってきて立ち上がれなくなる。

■寒気が出る痛みが襲いかかる。

最初は一瞬の痛みに過ぎないという感覚だった。少し横になれば治るだろうと思っていたが、だんだんと腰が鉛で固められたかのように重くなってしまい、身動きが取れなくなる。その時の態勢は、衣類を取るべく体をかがめていた状態。これだと腰がつらくてタンスの横に敷いてあった布団に向かって頭を付けて、後背位の女性みたいな状態に移行する。

が、この態勢がヤバかった。何だか知らないが、いっそう痛みが激しくなっていく。痛みに対する恐怖なのか? だんだんと寒気も止まらなくなってきた。福島の会津若松の出身で、寒い場所は嫌というほど経験してきたが、歯が鳴るほどの寒さなど体験したこともない。

これはヤバすぎる。まずはこの体制を解除しようと膝を立てて立ち上がろうとするも痛みが邪魔して立ち上がれない。無理すれば何んとなかったかもしれないが、「このまま立てばヤバいことになる」という直感があって、体を動かすことができない。

■歯がガチガチとなり、手が震えてくる。

後背位ポジションははあまりに腰にやさしくないので、うつ伏せになってみようとそのまま足を延ばしてみる。でも、痛みは増すばかりで、体が本能的にうつ伏せになるのをストップさせて来るのがわかった。

ならばと、後背位のまま頭を軸に体をゆっくりと横回転させてみる。これなら痛まなかった。右半身(たぶん)が布団に付いたら手で少しずつ体を移動して仰向け体制へ。これでかなり楽になった。

だが、このまま寝たきりでいるわけにもいかん。多分、風呂に入って体を温めるのが、一番だからと立ち上がろうと試みる。左右に動いただけで嫌な予感のする痛みが腰を襲ってくるが、寝室の壁に頭をつけ、徐々に両手に体重を移し、首から背中を浮かせていく。途中、神経に触るような鋭い痛みが襲ってくる。でも一瞬の痛みで留まったから何とか頑張ることができた。目を丸くしながらも、背中の大部分を壁に押し付けて、よりかかる体制にはなってみた。

が、今度は歯がガチガチと震え出して、手もマンガみたいに痙攣していく。こりゃマズい。マホを探して対応策を調べるような余裕もなかった俺は、とにかく風呂に入って体をあたたためるべきだと直感。無理矢理、くの字に体を曲げた上で、膝に体重をかけて立ち上がる感覚で起立する(この辺は必死過ぎて記憶が曖昧。どうやって立ったかよくわからん)。腰痛持ちの人が「立っていると楽」と話す感覚が、よく理解できた。腰は確かに痛いものの、まだ大丈夫だ。恐る恐る風呂場に向かってみる。

■風呂すげぇ!

風呂場で服を脱いでみるも、すっぽんぽんになるといっそう寒気が増した。体の震えが倍増し、手のけいれんが激しくなる。肌を見ると何だか赤茶色くなっていた。健康な人間の肌ではなくて怖かった。とにかく風呂に入ろうと、体を湯船に放り込む。

湯船に座って立てなくなったらどうしようとも考えたが、それよりも温めるのが先だと思った。最初はこわばっていた体も、次第にほぐれていくような感覚覚える。確かに痛みがあるが、体に精気が戻り、赤茶けた肌もいつもの肌色の戻っていった。

10分ほど浸かっただろうか。ためしに立ってみると、前かがみはつらいが何とか大地は踏みしめられている。風呂、すげぇ。左足はしびれが残っているが、これは慢性的なモノ。つーか、左のしびれは腰要因だと改めて確信した。

結局、今も痛みはあるが、バンテリン(もどき)を塗って、徐々に回復に向かっている。そもそも、ぎっくり腰時の“寒気”は激痛への反応ということで、よくあることではあるらしい。寒気を取るために体を温め、その後、冷やす(バンテリンとかシップ)ってのは、まぁ、普通のやり方らしい。よかったよかった。が、寝て起きてどうなるかわからんので、仕事で迷惑かけたらごめんなさい、ということを報告するためにつらつら書きました。

※こういう、どうでもいい日常ネタを面白おかしく伝える系のコンテンツに対応するには、相応の筆力(というか視点、視野的なモノ)が必要で、俺の前にはヒヤマラ山脈が立ちはだかっていなぁ、的な…

■追記:医者に行ってきました。

数日たっても痛いままな上に、左足のしびれが麻痺のような感覚になってきたことから、さすがに怖くて週明けに整形外科に行ってみた。診断結果は「座骨神経痛」。腰椎の一番下のブロックが、他と比べて間隔が狭くなっており、神経を圧迫しているとのこと。神経を修復する薬をもらって、なおかつコルセットをつけることになった。

コルセットと言っても大げさなものではなく、

日本シグマックス マックスベルトR2 321201(S)

こんな感じのモノ。Amazonだと2000円近くだが、保険診療だと1000円くらいだったかな。

レントゲン撮影や初診料含めても、整形外科での診療代は2800円程度。腰に温熱治療もしてくれた。薬局が600円くらいなので、3500円以内だったと思う。いつも肩や腰に痛みが発生したら、2980円マッサージに行っていたが、同じくらいの値段で治療してもらえるとわかったので、本当につらかったら医者に行った方がいいんだろうと思いますた。

また、腰を痛めたら最初は風呂じゃなくて、冷やした方がいいとのこと。数日たったら温める治療になるそうな。直後は風呂には長時間入らない方がいいと言われたが、自分の場合、精神的に落ち着かせるという意味でもあれはいいことだったのだと思っている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください